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くたくたで死にそうなの

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Canon EOS 70D + Sigma 18-35mm F1.8 DC HSM

深海コーナーでユメカサゴを観察していたところ、「くたくたで死にそうなのが沈んできた」と思ったら、なんとミツクリザメでした。公式ホームページやツイッターでのアナウンスなしでいきなり入ってきたみたい。館内でも特に知らされておらず、ほとんどの人が気付かずに通り過ぎて行きます。私はこの水槽の前に他の魚を見てた時間含めて10分はいたけど、その間気付いたっぽいのはカップル一組と、写真を撮ってたおじいさんと、「カジキかな?」と訝しんでいた女の子ぐらい。めったに見られないサメなのにもったいない! 解説ボランティアのふりでもして教えて回ろうかと少しだけ本気で考えましたよ~。もちろんやりませんでしたけど。

ミツクリザメは相模湾や駿河湾のような水深の深い湾に生息する深海ザメ。ヨーロッパやアフリカ、南北アメリカ、オーストラリアでも発見例がありますが、件数としてはさほど多くありません。日本は漁業が盛んなので発見例が比較的多いのかなと思います。学会に最初に報告された個体も相模湾で採集されたものですし。

ミツクリザメの大きな特徴は、上の写真でもよくわかると思いますが、顎の上に大きく平べったく伸びた吻。サメの頭部にはロレンチーニ器官という電気を感知する感覚器があるのですが、ミツクリザメの吻はその感覚器をより有効に用いるために発達したものと考えてもらえばよいのかな。おそらくこの吻で海底をサーチして、餌を見付けているのだと思います。で、餌を見付けると顎が飛び出てぱくりとやるのだけど、飼育下では餌付けに成功した例がなく、水族館でその様子を見るのはとても困難でしょうね。

はい。で、写真は何枚か撮っており、泳いでるところを捉えたものもあるのですが、私がミツクリザメに抱いてるイメージって水族館の水槽で生気なく沈んでる姿なんですよね。なのでイメージぴったりの写真を上げてみました。





SONY Cybershot DSC-RX100M3

全身は動画で見て下さい。1本目の動画は沈んで僅かに動いているところ。水族館で見るミツクリザメってこんなのだよと伝えたくて三分延々と映してみました。珍しいものだから一目は見たいけど、あまり長々とは見たくないよねー。2本目は体を縦にして浮いてるところ。しばらくすると水平になり、「泳いでくれるのかな?」と思いきや元気なくふらふら沈んでいきました。

この様子では29日・30日の土日はどうでしょうね。もう生きていないかもなー。 関連タグ : 八景島シーパラダイス Canon_EOS_70D Sigma_18-35mm_F1.8_DC_HSM SONY_Cybershot_DSC-RX100M3 軟骨魚類 ネズミザメ目 ミツクリザメ科 

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No title

本当にくたくたで死にそうですね(笑)
変わったお顔ですね(^-^;)間近でみたら迫力あるんでしょうね。
それにしても、シーパラにこんな変わった子いたのですね。見たことないサメでした!

No title

今晩は。本当に疲れているみたい。水族館での生活は疲れるのでしょうか?
オスだったら「男はつらいよ」ですかね。
なんとなく可哀想なので、生きていて元気を回復して欲しいです。

No title

 HN未定様

 ぜひぜひ、解説して欲しかったです。きっとみんな喜んだことでしょう。
このサメは瀕死の状態で、もうすぐ天国に行ってしまうのでしょうか?

 私はホームセンターをウロウロしているとお客様に必ず商品のありかや
商品説明を求められるのですが何か説明したいと言うオーラが体から
滲み出ているのでしょうか?HN未定さんもその時すごいオーラが出ていた
と思います。

 

No title

>鍵コメさん
はじめまして。こちらこそ、いつも楽しませていただいております。
私が水族館で写真を撮り始めた頃は、「撮りたいもの」よりも「撮れるもの」を優先的に撮ることから始めて、そこからだんだんと撮れるものの幅を広げていきました。テクニックというほど確かなものは持っていないし、自分がまだまだなのはよくわかっているけど、お褒めいただくとこそばゆくも嬉しいです。

>ぴよさん
過去にミツクリザメを展示した回数では、シーパラが日本の水族館で一番なんじゃないかなー。(ということは世界でも一番かも?) でも飼育困難なサメですからねー。葛西臨海水族園がバックヤードの加圧水槽も用いつつ二週間生かしたのが今までで最長なのかな。だからめったに見ることができません。私もこれまで3回しか見たことがありません。

>さんいーさん
水族館にやってくるミツクリザメは、漁師さんの網に掛かったものがほとんどです。網に体が擦れて痛んだり、また水圧の低い海面まで引き上げられることで、搬入されてくる頃にはもうクタクタ。深海と違って水圧が低い水族館の水槽はミツクリザメにとってベストな環境ではないけど、それで弱っているというより、すでに弱っているんですよね。海でリリースしても生き永らえるかどうか微妙なところです。

>smilehayashiさん
その日のうちか、長くもっても次の日には天に召される感じかなと思いました。
今回ミツクリザメの写真を撮っていたらカメラを覗き込んできた幼児さんがいて、なりゆきでその子とその子のお母さまには「珍しいサメなんですよ~」と軽く説明したのですが、幼児さんが寄ってきたのも私がなにかのオーラを出していたからかもしれませんね。smilehayashiさんがホームセンターでまとうようなのを。

No title

こんにちは。(^-^)

このミツクリザメ・・・死んだのでしょうか・・・(*_*;

ジンベエザメなどもよく死んでいますが、水族館はどうして死んでしまうのに捕獲し続けるのでしょうかね!?

見に来てくれる人たちのことを考えているというより、経営のこと、利益のことを優先しているのじゃないかと思ってしまいますが・・・(o|o) 魚たちがかわいそうになります

No title

>陽だまりさん
このところ水族館のジンベエザメが死亡したという知らせをよく耳にします。成長すると10メートル以上になるジンベエザメを満足に飼える水槽が果たしてあるのかと考えると、世界最大級の美ら海の大水槽でも35メートル×27メートルですから、非常に苦しいところです。近年は展示している個体がある程度育ったら海に再放流するという方式をとる水族館が増えていますが、それは取りも直さず、水族館でジンベエザメは飼育できないということなのかもしれません。
ミツクリザメの場合は網にかかって海から上がった時点で弱りきっており、放流しても生き永らえることができるかどうかは疑問ですので、ジンベエザメの問題とはまた違った面から考えたほうがいいのかもしれません。
ただいずれの場合にせよ、命を扱っているという大命題から目を逸らすべきではありませんし、人間ではないから、動物なのだからといって感覚を麻痺させてはならないのでしょうね。
プロフィール

HN未定

Author:HN未定
魚大好きです。関東中心に縁のある土地の水族館をめぐるのが趣味。
何かあればメールアドレス
sakanaphoto2011@gmail.com
までご連絡下さい。

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